こんにちは。大野です。
本日は、今トレンドの室内干しについての失敗談のお話と改善策を設計士さんに聞いてきました。
こうゆう話知ってるよと云う方もおられると思いますが、参考に見てほしいです。
室内干しスペースの失敗、改善策
①物干し竿に合わせて、縦長の室内干しスペースを設置
「実際に使ってみたら、イメージしていたよりもスペースの幅が狭かった。洗濯物を干すのにも取り込むのにも、背中や腕が壁にあたってしまいプチストレス…」
→ここがポイント
作業のしやすさを考えるなら、ある程度の広さが必要。少なくとも、洗濯物を干した状態にプラス50センチ程度の余裕を設けましょう。
②最低限の広さの洗面脱衣室に、可動式の竿を設置
「洗濯機から出してその場で干せるのはとっても便利!ただ、干している間も洗面台を使ので、そのたびに洗濯物を暖簾のようにくぐる羽目に…」
→ここがポイント
CASE1と同じく、洗濯物を干した状態をイメージして広さを決めることが大切。竿を壁側に寄せるなどして、人が通れるくらいのスペースは確保してください。
③日当たりのいいリビングの窓辺に、昇降式の竿を設置
「洗濯物を太陽の光に当てられるのはうれしいけど、突然の来客時に隠すことができずに大慌て。家族だけで過ごすときも、リビングにいると常に洗濯物が見えるのも正直あまり気分がいいものではないかも…」
→ここがポイント
洗濯物はどうしても生活感が出てしまうので、設置場所は慎重に選びましょう。前項の解説のように、かならずしも日当たりが必要なわけではないことも覚えておいてください。
④簡単に取り外せる竿受けポールを設置
「使わないときはサッと取り外して見た目もスッキリ!のはずが、つい面倒でポールどころか竿も洗濯物もかけっぱなし。せめて目立たない場所に設置すればよかった…」
→ここがポイント
ワンタッチで取り外せるとはいえ、つい面倒になってしまうのはよくある話。洗濯は毎日の家事ということを忘れずに、無理のないプランを立てましょう。
快適な室内干しスペースをつくるには
使いやすくてよく乾く、快適な室内干しスペースをつくるために。押さえておきたいポイントをご紹介します。
・普段の洗濯物の量や、ハンガー・ピンチハンガーの大きさや数に応じてスペースの広さを決める
・洗濯のはじめから終わりまでの動線や、干す時しまう時の自分の動きもイメージして設置場所と広さを決める
・洗濯物が乾きやすい「間隔をあけて干せる」「換気がしっかり機能する」「温度が低すぎない」の条件を整える
・除湿器やサーキュレーターの使用を考えている場合は、コンセントの位置や数にも配慮する
・調湿効果や消臭効果のある内装材を選ぶのもおすすめ
実際にこの場所を作るとなると、お金の部分のご相談も兼ねてくると思いますので、営業や設計士にお気軽に聞いてみてください。