失敗しない!リビング階段のつくり方
こんにちは!コージーホームです。
近年はデザイン性を重視して、リビング階段を取り入れるお客さまが増えています。
リビングと階段が一体となることで家族が集まりやすく、日常のコミュニケーションがスムーズになるといった魅力があります。
この記事では、リビング階段をつくる際のコツや注意点をわかりやすくご紹介します。
リビング階段の魅力
リビング階段の最大の魅力は、その開放感とデザイン性の高さ。
階段をリビングに設置することで必然的に上は吹き抜けになり、開放感を演出できます。
そうすることで部屋全体が広く感じられ、リビングの居心地の良さにつながります。
また、階を行き来する際に必ずリビングを通る動線をつくることで、家族間のコミュニケーションがとりやすくなるというメリットも。
思春期のお子さまがいる場合でも、顔を合わせたり声をかけたりしやすくなります。
階段の種類
リビング階段を設ける際、デザインとして人気なのがスケルトン階段です
スケルトン階段は、階段の踏み板とそれを支える骨組みだけで構成され、踏み板同士をつなぐ蹴込み板や手すり壁がないデザインです。
そのため、視覚的に軽やかでシンプルモダンな印象を与え、空間を広く見せる効果があります。
一方で、ボックス階段という、踏み板と蹴込み板のあるしっかりしたデザインを選ぶケースもあります。
ボックス階段は安定感があり安全性が高いですが、費用がかかるため、下数段だけスケルトンにして、手すりをスチール素材にすることで、デザインとコストのバランスを取る方法もあります。
リビング階段のデメリット
リビング階段にはメリットも多いですが、注意すべきデメリットもあります。
そのひとつが、冷暖房効率の低下です。
リビング階段を設けると、吹き抜けの影響で温かい空気が上階に逃げやすく、冬場に暖房が効きにくくなることがあります。
また、それぞれの階の生活音が響きやすくなるため、場合によっては防音対策を考える必要があります。
リビング階段は、家のデザイン性や開放感を高め、家族のコミュニケーションを促す魅力的な要素です。
しかし、冷暖房効率の低下や音の問題といったデメリットを理解したうえで取り入れることが大切です。
スケルトン階段やボックス階段、手すりの素材など、コストと見た目のバランスをしっかり考えながら、失敗しないリビング階段づくりをしましょう。